be動詞の否定文

否定文とは「~ではない」と内容を打ち消すために使われる文のことです。これに対して、「~である」ということを表す文を肯定文といいます。

be動詞の否定文は人や物の状態または存在がないことを表します。

このページではbe動詞の否定文と意味、およびよく使われる短縮形について説明します。

be動詞の否定文

be動詞の否定文には大きく分けて2つの意味があります。

(1) ~ではない

(2) ~がいない、~がない

be動詞の否定文の作り方

be動詞の後ろにnotをつけます。

主語の人称 主語の代名詞 否定形
単数 1人称 I am not
2人称 you are not
3人称 he,she,it is not
複数 1人称 we are not
2人称 you are not
3人称 they are not

be動詞の否定文を使った例文

(1) ~ではない

She is not Japanese. She is Chinese. 彼女は日本人ではありません。彼女は中国人です。
I am not interested in mathematics. 私は数学に興味がありません。

(2) ~がいない、~がない

Lisa is not at home right now. リサはちょうど今、家にいない。
Your key is not on the table. 君の鍵はテーブルの上にはない。

be 動詞の短縮形

be 動詞の短縮形には次の2種類の作り方があります。

(1) 主語+be動詞の短縮形(肯定文・否定文)
(2) be動詞+notの短縮形(否定文)

主語の人称 主語の代名詞 短縮形
肯定文 否定文
単数 1人称 I I’m I’m not
2人称 you you’re you’re not you aren’t
3人称 he he’s he’s not he isn’t
she she’s she’s not she isn’t
it it’s it’s not it isn’t
複数 1人称 we we’re we’re not we aren’t
2人称 you you’re you’re not you aren’t
3人称 they they’re they’re not they aren’t

(1)の場合は主語が代名詞のときだけ使えますが、他の名詞のときは使えません。

× Ken is → Ken’s
× Ken is not → Ken’s not

(2)の場合はいずれの場合にも使えます。

○ Ken is not → Ken isn’t

※Iに対する否定形amn’tは発音が困難なことから通常は使われません。アイルランドやスコットランドの一部地域での方言として使われているようです。そのため一般的には通用しません。

be 動詞の短縮形の例文

I’m tired, but I’m not sleepy. 私は疲れているけど眠くはない。
They’re afraid of dogs. 彼らは犬を怖がっている。

It’s not cold today. 今日は寒くはない。
She’s not in Canada now. 彼女は今、カナダにいない。

Bob isn’t very tall. ボブはそれほど背が高くない。
The rich aren’t always happy. 金持ちはいつでも幸福であるとは限らない。

最後に

今回はbe動詞の否定文と短縮形の意味と用法について解説しました。次回はbe動詞の疑問文について解説します。

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